「これから何かを見つけたい部」活動報告

このみ会の交流部門「つながり事務局」の「これから何かを見つけたい部」(以下、見つけたい部)第6回活動のレポートをお届けします。
企画は佐野さん、倉地さん、遠藤さん、南が担当。レポートは南、写真撮影は遠藤さんが担当しました。


12月15日(金)みらいてらすにて、見つけたい部の「物々交換会」が開かれました。今月の活動は、このみ会の月1の交流企画〈移住者さん、いらっしゃい〉担当の交流部との合同開催でした。
参加者は見つけたい部と交流部のメンバーと、〈移住者さん、いらっしゃい〉に申し込んでくれたゲスト合わせて10名でした。
参加者は、「誰でも持ち運べるもの」「壊れていないもの」「自分がもらって不快になるような汚れがないもの」などの事前チェックをクリアした、家で眠っている品物を最大3点ずつ持ち寄りました。
集まったのは子供服や食器、本や持ち運びができるバドミントンのネットなど、色々なジャンルの品物。使っていた時の思い出や今後どのように使ってほしいかなど、一言コメントを記載したエピソードカードとともに会場に並びました。
トランプの色によって参加者を2グループに分けた後、進行担当の佐野さんからリサイクルの現状についてお話がありました。私たちがリサイクルに出した洋服が巡り巡って最終的に発展途上国で大量に安く売られていること。それによって物があふれかえってしまっている場所もあることや、ゴミの処理能力が低いためにゴミの山の近くで生活している人がいる現状を、写真を提示しながら説明してくれました。物が手軽に手に入る便利な世の中の半面、世界にはそのせいで悪い影響を受けている人もいるのだと気づかされました。

次はいよいよ物々交換会です。
以下の手順で会は進行していきました。
1.各グループから1人代表を選出
2.各グループの代表同士がじゃんけんをする
(負けたチームから品物を選びに行く、勝ったチームはグループ内で自己紹介タイム)
3.時間がきたら交代
4.各チーム内で自分が何を選んだのかなぜそれを選んだのか紹介する
5.もう一回品物を見に行きたい人は見に行く、特に必要なければグループ内でトーク交流タイム

最後に企画担当の倉地さんから、富士市内にあるリサイクルショップや不用品受け入れ場所の情報提供がありました。
参加者の中から「ここに古着屋さんがあるよ」や「絵本はここで受け入れてくれるよ」などの発言もあり、さらに多くの情報を得ることができました。
会の終わりには、このみ会がワークで関わらせていただいたWING TEAの販売も行われ、希望者は自宅用や年末の挨拶用に購入しました。
自分の家ではもう出番がなさそうな物も、誰かの手に渡ることでまた改めて役に立つのだと思うととても嬉しい気持ちになります。この日の活動を経て、すっきりした気持ちで2024年を迎えられるのではないかと感じました。
次回の見つけたい部は2024年2月に、「来年度の計画を立てる会」を開催予定です。
今後の活動もお楽しみに。